第1試合ではプロレス学院卒業生の北村彰基が岩崎永遠を相手にデビュー戦。逆片エビ固めの前に敗れたものの、気持ちの籠ったファイトで勇敢に立ち向かっていった。プロレスデビューという夢を果たし、今後も岩崎、福島と共に切磋琢磨してもらいたい。

横山佳和はKAMIKAZEと対戦。写真を見ても分かる通りのハチャメチャな展開の中、KAMIKAZEが世界一と称されるムーンサルトプレスで快勝。

ジュニアイリミネーションマッチは豪華な顔触れ。同時に3・4後楽園で行われるライトタッグ選手権試合の前哨戦でもあった。キャリアの浅い福島の活躍で早々にジュニア2冠王のショーンを脱落させる事に成功した他、ライトタッグ挑戦者の菅原は王者の一人である政宗から3カウント。更に最後は日高がSUGIを仕留めて勝利。菅原は再度、朱崇花とのタッグでのライトタッグ獲得を宣言。王者チームのSUGI＆政宗は巻き返しを誓ったのだった。

田中将斗＆火野裕士の最強コンビは佐藤耕平＆宮本裕向との濃密な闘いを豪快に制し、インターコンチネンタルタッグ選手権試合で同士のTARU＆ハートリー・ジャクソンがチャンピオンチームに返り討ちに遭った事でいよいよチャレンジャーとして名乗り。3・4後楽園でのチャレンジが決定的となった。

先の大阪で開催された超花火で爆破王の宮本裕向とのダブルタイトルマッチで両者KOで辛くも防衛に成功した小幡優作は、木髙イサミを挑戦者に迎えての2度目の防衛戦。この試合でもチャレンジャーの勢いを体感。小幡もガンガン攻めたが、30分では時間が足りず引き分けという結果に。小幡は2度連続、勝利なくとも防衛を果たした事になる。またイサミは続いてZERO1ジュニアの現2冠チャンピオンのショーン・ギネスに挑戦表明。3・4後楽園でいざチャレンジ！