快勝の大地「俺、橋本真也の息子なの」

「風林火山2025タッグトーナメント」

日時 2025年12月13日(土) 17:30開場 18:00開始

会場 東京・新木場1stRING

観衆 177人=主催者発表

12・5新宿で開幕した暮れの祭典「風林火山2025タッグトーナメント」は13日、東京・新木場1stRINGで1回戦1試合と、2回戦2試合が行われた。マンモス佐々木&朱鷺裕基の元大相撲コンビが1回戦を突破したほか、2回戦から登場の橋本大地&青木優也が勝利。元インターコンチネンタルタッグ王者の松永準也&佐藤嗣崇は2連勝で、準決勝(20日、横浜)に駒を進めた。

【出場チーム】
・ハヤブサ&新崎人生
・田中将人&ヴァンヴェール・ジャック
・JJゲイル&石坂ブライアン
・クリス・ヴァイス&ビオレント・ジャック
・松永準也&佐藤嗣崇
・宮本裕向&阿部史典
・マンモス佐々木&朱鷺裕基
・菅原拓也&VENY
・橋本大地&青木優也
・ナカ・シュウマ&最上九

◆3WAYマッチ(20分1本勝負)
〇阿部史典(9分42秒 横入り式エビ固め)石坂ブライアン●
※パンチ。もう1人はヤス久保田

◆女子プロレス(20分1本勝負)
〇RIKO(10分46秒 後方回転エビ固め)真白優希●

◆タッグマッチ(20分1本勝負)
△田中将斗&JJゲイル(時間切れ引き分け) ハヤブサ△&宮本裕向

【工藤めぐみGMインフォメーションコーナー】来年2月15日に新生ZERO1初となる熊本大会(熊本城ホール2階シビックホール)を開催すると発表。工藤GMは「先代ハヤブサの地元ということで、特別な思いがあります。現在進行形のハヤブサとZERO1を熊本の方に見ていただきたい」と呼びかけた。

 また、11月のプロテストで合格した七世真理子と仮合格の堀このみをリングに呼び込んだ。左脚をサポーターで固定した姿で登場した七世は、12・27浦安大会でのデビューを予定していたが、練習中に左ヒザの前十字靱帯を断裂したと発表。「でも、まだプロレスをあきらめるつもりはなく、リハビリとかトレーニングをもう一度やり直して、来年絶対にデビューしますので今後とも応援よろしくお願いします」とあいさつした。

 一方、「将来はどんなレスラーを目指していますか?」と工藤GMから聞かれた堀は「力で勝てるようなプロレスラーになりたいです」と返答。すぐ思い出したかのように「あと工藤さんのようなレスラーになりたいです」と付け足し、工藤GMから「遅い」と突っ込まれていた。

◆トーナメント1回戦(30分1本勝負)
マンモス佐々木&〇朱鷺裕基(11分52秒 片エビ固め)菅原拓也●&VENY
※ダイビングセントーン

 大相撲出身コンビが大暴れだ。トーナメント最後の1回戦として、マンモス佐々木&朱鷺裕基は菅原拓也&VENYと対戦。マンモスは東関部屋出身、朱鷺は立浪部屋出身の元力士。

2人は合体の相撲殺法で敵軍をほんろうすると、最後は菅原と1対1になった朱鷺がダイビングセントーンを発射。見事、3カウントを奪取した。

【菅原の話】ゴメンね。敗因はマンモスだ、コノヤロー。入場からずっとベニたんのこと、エッチな目で見ていた。それが気になって。(VENYに)また来て。今度はエッチなやつ、いないようにするから。

【VENYの話】やらしい目で見ていたの?

【マンモスの話】このまま優勝せなアカンで。

【朱鷺の話】兄弟子にごっちゃんでしたので、この元力士タッグで風林火山、横綱相撲で電車道だ! ごっちゃんでした!

◆トーナメント2回戦(30分1本勝負)
〇松永準也&佐藤嗣崇(14分59秒 リングアウト)ナカ・シュウマ&最上九●

 元インターコンチネンタルタッグ王者の松永準也&佐藤嗣崇が、しぶとく2連勝を飾った。1回戦で宮本裕向&阿部史典を下している2人は、この日の2回戦から登場したナカ・シュウマ&最上九の2AWコンビと激突。2024年3月には真霜拳號&シュウマに敗れ同王座流出を招いており、2AW勢へのリベンジをかけた一戦となった。

 いきなりの場外戦からスタートした一戦は、2WAペースで進んだ、レフェリーの目を盗んだインサイドワークを駆使され、コーナーに設置したスチール製脚立に激突させられた松永はピンチの連続。

それでも敵軍を誤爆させることに成功すると、シュウマに岩石弾を発射。ようやくタッチを受けた佐藤が体格を生かして2人を吹っ飛ばす。

 だが最上の急所攻撃で佐藤が悶絶。15分過ぎからは、さらに大荒れの展開となった。試合権のある松永と最上が場外で激しくやりあう中、場外カウントが数えられる。

 シュウを振り切った佐藤がリングインを狙う最上を場外へ戻し、押さえつける。その隙に松永にリングに生還。ここで場外カウント20が数えられ、最上のリングアウト負けが宣告された。納得のいかない2AW勢がつかみかかり、試合後も両軍は大乱闘を繰り広げた。

【最上の話】リングアウトだ? はなからスリーカウント、ギブアップじゃなく、リングアウト狙ってたんじゃねえのか?

【シュウの話】情けねえな。これで満足か? 1年半前にタイトル流してほっぽり出して、リングアウト勝ちで満足か? 悔しかったらいつでもかかってこい!

【松永の話】リングアウト勝ちとはいえ、勝ちは勝ちですよ。納得がいってるわけじゃないけど、もう一回、ベルト取ったらアイツとやりましょう。

【佐藤の話】試合終わった後の乱闘で、俺の脚にナカ・シュウマがフットスタンプしてきたよ。つまり俺たちが勝った暁には、防衛戦の相手はナカ・シュウマ決定ですよ。

◆トーナメント2回戦(30分1本勝負)
〇橋本大地&青木優也(14分4秒 片エビ固め)クリス・ヴァイス●&ビオレント・ジャック
※パイルドライバー

2回戦からの登場となった〝破壊王2世〟橋本大地と青木優也の大日本プロレスコンビが、存在感を見せつけた。

 当初、2人は風林火山の参戦チームに入っていなかったが、4日に行われた開幕前日会見の場に乱入。大地は「俺らはある人に呼ばれてきたんだ。『ZERO1をもっと面白くしてほしい』と言われてね。面白くするため、ZERO1を助けに来てやったんだ」とふてぶてしく言い放ち、2人の緊急参戦が決まった。

 ゼロワンは大地の父で〝破壊王〟こと故橋本真也さんが創設した団体。大地自身も2011年3月のデビューから、14年3月まで所属していた。

 序盤は最強外国人コンビに捕まった大地だったが、タッチを受けた青木が大暴れ。チョップと裏投げを駆使し、果敢にクリスに立ち向かった。

 敵軍の猛攻を受けても必死に立ち上がる盟友の姿に大地も発奮。ヒザ蹴りと串刺しの閃光魔術弾でクリスを追い込む。

 クリスのパッケージパイルドライバーを阻止すると、ミドルキックで反撃。2発目を狙うクリスを今度は青木が助太刀に入って阻止。青木のラリアートから、最後は大地がパイルドライバーでトドメを刺した。

 古巣のリングでマイクを握った大地は「ZERO1を助けにきてやったぞ!」と豪語。さらに「俺、橋本真也の息子なの。そしてコイツ(青木)はあの大谷晋二郎を手本にプロレス人生を歩んできた。大谷晋二郎を手本にしている男と、橋本真也の息子がZERO1に来たんだぞ! もっともっと面白いものをみせてやる。この大日本タッグがZERO1で大暴れしてやる、優勝してやるからな!」と呼びかけた。

 この後、大地は自身の締めをやるため観客に説明。ところが、いざ締めに入ろうとした瞬間、準決勝(20日、横浜)での激突が決まったハヤブサ(パートナーは新崎人生)に襲撃されてしまった。

 結局、大会はハヤブサが恒例の「スリー、ツー、ワン、ゼロワン!」で締めくくったが、1週間後の横浜決戦がより注目になってきたのは確かだ。

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